CASB.JP / 評価方法

METHODOLOGY

評価方法について

CASB.JPの製品ページに掲載しているスコアが、どのような軸で、何を基準に付けられているかを公開しています。 評価の妥当性を読者が検証できる状態にしておくことが、比較情報として最低限必要だと考えているためです。

PROCESS

評価の手順

総合スコアを先に決めることはしません。必ず次の順序で算出しています。

STEP 01

公開情報の調査

ベンダーの公式情報、技術文書、第三者のレビューを確認します。

STEP 02

根拠の記録

10軸それぞれについて、何を確認したかを文章で残します。

STEP 03

各軸の採点

下記の採点基準に沿って、軸ごとに5点満点で評価します。

STEP 04

総合点の自動算出

10軸の単純平均を機械的に計算します。人が直接指定する手段は持ちません。

総合スコアを直接入力できない仕組みにしています

製品ページを生成する仕組み上、総合スコアは10軸の平均からのみ算出されます。 「この製品は4.5くらい」といった印象から逆算して各軸を調整する余地をなくすためです。 結果として、総合点が同じでも内訳が大きく異なる製品が出てきます。 その場合は総合点ではなく内訳を見て判断してください。

SCORING SCALE

採点基準

各軸は5点満点で、0.5刻みで評価します。点数の意味は以下の通りです。

5.0
業界最高水準
この領域を主戦場としており、機能の広さ・深さの両面で明確な優位性がある。他社と比較したときに、この軸が選定理由そのものになりうる水準。
4.5
非常に強い
主要なユースケースをほぼ満たし、弱点が見当たらない。最上位との差は、対応範囲の広さや実績の厚みなど限定的な要素にとどまる。
4.0
十分に強い
主要なユースケースを広く満たす。一般的な要件であれば問題にならないが、特定条件下では上位製品との差が出る場合がある。
3.5
標準以上
必要な機能は備えているが、運用の作り込みや他機能との併用が前提になる場面がある。
3.0
標準的
機能としては存在するが、用途や条件によって制約が出る。その軸を重視するなら、他製品との比較検討を推奨する水準。
2.5
制約あり
明確な制約があり、要件次第では選定の障害になりうる。
2.0
明確な制約
その軸を重視する組織にとっては選定時の注意点になる。回避策や他機能との組み合わせが必要。
1.0
限定的
当該用途では実質的に機能しない、または提供されていない。
EVALUATION AXES

10の評価軸

全製品に同一の軸を適用しています。軸を製品ごとに変えると比較が成立しないためです。

1. シャドーIT可視化

未許可のクラウドサービス利用をどこまで検出できるか。検出方式(インライン/既存ログ取り込み/API)、リスク評価の仕組み、対応の優先順位付けに使えるかを見る。

2. インライン制御

通信経路上でリアルタイムに検査・遮断できるか。操作単位(アップロード可・ダウンロード不可など)の制御粒度、TLS復号の実装方式を含む。

3. API連携監査

SaaSのAPIを通じて保存済みデータ・共有設定・権限を点検できるか。連携できるSaaSの範囲と、そこで取得できるイベント・実行できる操作の深さを見る。

4. DLP(情報漏えい対策)

機密情報の検出方式の多様さ(完全一致・文書照合・機械学習など)、違反検知時の対応の粒度、オンプレミスを含む他チャネルとのポリシー統一のしやすさ。

5. 脅威防御

マルウェア検出、アカウント乗っ取りなど異常なアクセスの検知。通信中のデータとSaaS内に保存済みのデータの双方をカバーできるか。

6. SSE/SASE統合

SWG・ZTNA・DLPなどと単一基盤で構成できるか。ポートフォリオの充足度に加え、市場での実績と情報量も加味する。

7. 導入容易性

稼働までに必要な作業量。ネットワーク経路の変更、エージェント配布、証明書展開、既存機器との整理が必要かどうかが主な判断材料。

8. 運用容易性

導入後に継続して必要となる作業量。ポリシー設計の負荷、管理画面の集約度、検知事象への対応工数を見る。

9. 日本市場適合

国内での導入支援・日本語サポート体制。あわせて、リスク評価が英語圏基準であることによる国内サービスの判定精度も加味する。

10. 価格透明性

価格体系の見通しやすさ。公開情報の有無、エディション構成の分かりやすさ、必要機能を積み上げた総額が見積り前に把握できるかを見る。

LIMITATIONS

この評価の限界

読む前に知っておいていただきたいこと

これは製品の優劣を決めるものではありません。 10軸を等しい重みで平均しているため、たとえば価格透明性を重視しない組織にとっては、 その軸の低評価は判断材料になりません。自社が重視する軸だけを見比べることをおすすめします。

評価は公開情報に基づいています。 実機検証を全製品に対して同条件で行ったものではありません。 実際の適合性は、既存のネットワーク構成・利用中のSaaS・運用体制によって変わります。

時点の情報です。 各社とも機能追加・価格改定・製品名の変更が頻繁にあります。 最新の状況は各社の公式情報でご確認ください。

掲載順・評価と、当サイトの収益は関係しません。 各社との提携・代理店契約・認定関係はなく、掲載料による順位の変更も行っていません。

FEEDBACK

評価内容へのご指摘を歓迎します

事実誤認や、最新情報との相違にお気づきの場合はご連絡ください。 ベンダーの方からのご指摘も受け付けています。確認のうえ修正します。

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